『ザ・ファブル』のアニメ5話は、原作の25話の最後までの内容だった―――。
「その段階で―――
ふつう あの話は
入れへんやろ~」
「誰が決めたねんそれ!
話の構成は自由やろ―――」
アニメの第6話は、原作26話から30話まで―――。アニメだと唐突に終わった感じだが、原作でも同じ終わり方だった―――。余韻が無かったのが違いか―――?
オクトパスの配達用社用車・ポルシェ紹介は今回―――アニメ前回は原作25話までだったが、ポルシェ紹介は原作の25話の中の話だった―――。小ネタはズラして時間調整して活用―――アニメ制作のプロか―――。
「各所ボケなんかないって!」
「アホ! さっきのアニメ
ふり返ってみい!
各所にボケだらけやんけ」
佐藤がオクトパスの社用車のポルシェですれ違う―――佐藤と小島のファーストコンタクトシーンが当然ながらアニメでも描かれたが―――佐藤おっそ! このシーンの後に「佐藤の配達が速い」というオクトパスでのシーンがあるが―――アニメでは佐藤がチャリを漕ぐ速度、おじいちゃん並の速度やんけ~! 原作のように鼻歌も歌ってないし・・・・。
鼻歌交じりで自転車漕いでたら遅くても違和感なかったのに・・・・。40分かかるところを20分で帰ってきて―――さらにはコーヒーを―――佐藤は猫舌だから十分冷ましてから飲んで帰ってきたという話なのに―――アニメのチャリ佐藤、おっそ!
自転車の漕ぐスピードのように、アニメになると強調されることがあるが―――海老原が鍋の味見して口つけたお玉を再び鍋へ・・・・。まぁ、食べる時は箸を入れるからうるさいと怒られそうだが―――。海老原は昔ながらの考え方を持っていることを現している―――。
佐藤の歓迎会―――。
貝沼は佐藤の目線を感じても、盗撮がバレそうになっているのに「何?」と返せる―――胆力あるやん―――! それだけ度胸あるならミサキに普通にアタックすればいいのでは・・・・。ハングリーと根性は別―――貝沼は男への対応と女への対応が別なのか―――?
貝沼は飲み会の最中に憧れの人にアタックしなかったが―――クロは飲み会の最中に憧れの人を見つけたらそれとなくアピール~。漫画のほうだと読む人のスピードによって変わるが、アニメだと畳み掛けるように次々アピールしだして面白い―――。スキンヘッドの男―――名前は「和亀真也」だがアニメのエンドロールでもしっかりと「和亀真也」と書かれていた―――作中では名前が出てこないキャラだから「スキンヘッド」とかでもいいのに―――への理不尽なクロの暴力も面白いな~。この辺はテンポ良くて面白さにもプラスに働いている―――。原作が終了しているから出来ること―――原作に追いつくとか配慮しなくていいから、これだけのスキルを活かすことが出来ている―――。
貝沼―――アタックの仕方を間違えている男―――漫画でもミサキのインナーウェアフル装備はなかなかのもんだったが―――アニメになると動くのでかなりのインパクト―――! それになんかここだけフレームレート上がってないか―――?ってくらいの動き方だった―――。そのおかげでインパクト大―――! 貝沼のプロ根性に魅せられ、アニメスタッフがプロ根性で応えたか―――。
その気配を感じていたのか―――ミサキが家の鍵を無くしたとなると呼ぶのは佐藤―――貝沼は呼ばれず―――。普段から印象良くしていたらチャンスが巡ってきたのに―――。鍵を無くした原因は貝沼が盗んでいたからなのだが・・・・。ハングリーさをちゃんとした形でミサキに向けていれば、ミサキの心のドアを開けれたのでは―――?
今回のサブタイトルが「出所祝い」ということで、今回は祝う飲み会が多かった―――。
海老原と小島の出所祝い飲み会はヤクザだけあって殺伐としていたが・・・・。オクトパス開催の時給800円男・佐藤の歓迎会はミサキがいる分、華やか~。クロの退院祝い?の飲み会はコメディに―――。スキンヘッドの後輩のヨシオは助けてもらえたのかどうか・・・・。
そして導入部だとム所ボケした小島が暴れそうな雰囲気だったが内容は―――貝沼が盗撮・鍵窃盗・不法侵入・下着ドロ・信書開封―――ヤクザよりカタギのほうが大暴れやんけ―――!
貝沼がみさきちゃんの部屋に入ったところだけ
アニメスタジオ違うところに頼んだ感じは確かにした。
たぶん手塚プロの手持ちの作画スタッフじゃ無理だったんだと思う。
それにしてもアニメのみさきちゃんの顔は可愛くないんだよなぁ。