要塞化した東京に侵入するため、地下道を進む明達。
“ネズミの王様”と呼ばれる邪鬼と遭遇。
一旦、狭い通路に逃げ込んだが…
あらすじ
明「他に東京への道はない。ここを通ろう」
“ネズミの王様”がいる部屋の中を一キロ進んだところにある通路を目指すことにした明達。
壁沿いに部屋を進む明達。
進んでいくと吸血鬼達を喰べている”ネズミの王様”を発見。
邪鬼は食事に夢中でまだ明に気づいていない。
勝次「こっち向くな… こっちに来るな」
(このまま通り抜ける!!)
感想
「地下は邪鬼たちの世界なんだ」ってことは他にも邪鬼が出てくるのかァ? ゲームでラスボス前に今まで戦った中ボスが続けて出てくるボスラッシュみてェに、雅と戦う前に邪鬼が続々と出てくるのかァ?
カッコ悪ィよ 兄ちゃんたち
大人は子供を守るもんじゃねェのかよ
“ネズミの王様”が吸血鬼をボリボリ喰っちまってる音に耳を抑える勝次。いくら小4をなめんなよとか言っても、こんなのは絶対トラウマになるじゃねェか! いくら勝次が吸血鬼をハンマーで倒そうが、死神を見て逃げ出す海賊船のクルーの大人達の中で逃げずに残ろうが、死神の囮になろうが、銃の腕前が半端ねェだろうが、これでも小学生なんだぞ!
恐怖で気絶した大人のネズミに跨ってビンタしてたけど。
皮肉だね
まるで大人と子供の関係がひっくり返ったみたいだ
「何でそんなモン持ってんだよ」
鮫島「いや…ホラうち文房具屋だろ」
「そんな問題かよ」
うるせェネズミの口をテープで塞ぐ鮫島。どっからテープ持ってきたんだァ? 鮫島の実家も文房具屋だったりするのかァ?
救世主様ァ!!
作戦をちゃんと考えてくだされ救世主様!!
鮫島「なるべく静かに歩いて、見つかったらダッシュ」
適当すぎるじゃねェか! 明の考える作戦もそうだけど、救世主と呼ばれる者は作戦が適当になっちまうのか? そうか!救世主と呼ばれるほど強ェんだから「細けェ作戦なんていらねェ!」となって思考能力が落ちちまうのか?
へ? でも明は想像力があって話を作るのが得意って設定があったような… さらに冷と一緒に風呂に入った時に「嘘をついた時に上唇を舐めるクセがある」と見抜いたほどの観察力もあるはずだが… 強くなっちまった代わりに頭は悪くなっちまうのかァ? 明が強くなれたのは想像力や観察力があったおかげだと師匠は言っていたんじゃが…
やめんか その設定はちゃんと守っておるんじゃ
あったよ!
まだ明には観察力が!!
でかした!
邪鬼とちょっと遭遇しただけなのに「アイツはあのデカさなのに足音がほとんどない」。やっぱり明の観察力は衰えてねェ! さすが救世主様。ちゃんと観察してくださっていた。
へ? でも足音がほとんどなくてもあれだけデケェんだから空気の動きや振動で気付くんじゃねェのか? そういえば”足音がほとんどない”っていう設定がねェエテ公でも明が気づかねェうちに近づいたりしてたから、”足音がほとんどない”という設定があるネズミの王様になると明に気付かれずに接近できるのかァ? それに部屋に入る前に「ライトは一個しかない。これが命綱だ」と言ってたから、邪鬼に”足音がほとんどない”うえにライトが消えるなんてトラブルが起こっちまったら、すぐに喰われちまいそうだな。なるほど考えちょる。明の設定も邪鬼の設定もバッチリじゃねェか。
すげェ!! この漫画 超荒いけど
設定をすげェ守ってるぞ!!
この部屋の時空が狂ってるからちくしょう!
ネズミの王様がいる部屋は恐らく首都圏外郭放水路の調圧水槽。その部屋の一キロ先にある通路を目指す明達。でも実際の首都圏外郭放水路の調圧水槽の広さ…こんな所でテクノロジーの恩恵にあずかるとはなって感じでググって調べると「調圧水槽は長さ177m、幅78m」で対角線に進もうがどうやっても一キロなんて長さはねェんだが…
彼岸島が冷の説明だと「森と海しかない小さな村」だったのが実際はとてつもねェ広さだったが、この首都圏外郭放水路の調圧水槽も時空が狂っちまったのか?
コイツが彼岸島
見ての通り
設定が狂った漫画だ
みんなフリは揃ったな!!
行くぞォ!!
・邪鬼の足音が聞こえねェ
・ライトは一個
・定番のひそひそソロリソロリ
フリはバッチリじゃねェか! こんなの明並の想像力がなくても分かっちまう! 絶対邪鬼に見つかるじゃねェか!! 辛ェなぁ…来週はソロリソロリひそひそしながらも、邪鬼に見つかっちまった!ひいいいい!!ってところで終わりかなァ… もしかして来週は読まなくていいんじゃねェのか?
みんなを見返してやってよ 光司
どんな手段を使ってでも 面白くしてよ 光司
予想が外れるといいなァ。
先生ェ「こりゃ漫画家の意地ってやつを
読者様に見せてやらんとな」