【ザ・ファブル　The second contact】65話「ムズがゆい男・・・・。」勘づいた男・・・・。

太西公園で佐藤とアザミがルーマー達とやり合う中、ルーマーのB班は倉庫に向かった。しかしB班の片方は鈴木だったので、もう一人を取り押さえただけで倉庫の騒動は起こらずに終わってしまった。

あらすじ

倉庫

佐々木（元：鈴木）が銃を向け、クロがルーマーの男の手を縛る。

しかしルーマーの男の眼を見た佐々木は胸を撃って始末した。

佐々木「コイツ・・・・　縛る前に自分から手を後ろに回したろ―――　たぶんベルトの内側だ―――！」

鷹一がルーマーの男のベルトを探ると小さいナイフが隠されていたのを見つけた。

鷹一「ルーマーの男ってのも　この程度ならいいが―――・・・・」

佐々木「アイツはヤバイ！　用意周到だ―――　俺みたいな殺し屋を招集したが　そもそも俺達を当てにしてない―――　ファブルの戦い方―――・・・・　手の内を探ってる―――・・・・」

佐々木が言うには、ファブルは殺し屋を育てるが、ルーマーは用途に応じて暗殺者を集める方法をとっているという。

佐々木「あと殺し屋以外にアリと呼ばれる連中がいる―――　あんたらの世界で言うとこの　準構成員ってとこか―――　何人いて　どういう形態かは　俺は知らない―――」

佐々木は公園にルーマーの男を運び、ルーマーのアリが片付けるように仕向け、その後は再び姿を消すという。

佐々木「ヨウコがこの戦いに関わってると思ったんだよ―――　ヨウコがいないなら―――俺はもうやる事がないからなぁ～」

太西公園

ルーマーのリーダー格の男は、C班の早撃ちの男がやられた現場を観察してファブルのやり方を探っていた。

リーダー格の男はA班に連絡する「倉庫に向かったB班からの応答がない―――　B班が最後に調べたサーモグラフィーの地点を再確認しろ―――　なんかムズがゆい―――」

A班の女二人は、B班の最後に調べた地点へ向かっていった。

B班の最後に調べた地点、そこは佐々木がユーカリを見つけた地点。そこではまだユーカリはダンボールの中で身を潜めていた。

感想

メが気になる男・・・・。

ルーマーに雇われていた佐々木によると、ルーマーは用途に応じて殺し屋を招集するやり方をとっているという―――。

ルーマーは使い捨てか―――。元ファブル側が圧勝していくのでルーマー弱い・・・・と感じていたが、派遣社員と戦ってたんだな―――。それなら簡単に勝てるはずだ―――。早撃ちの男はプロっぽくなかったもんな～。アイツは暴れさせてファブルのやり方を観察するための要員だったんだろう―――。

ルーマーは殺し屋以外にも『アリ』と呼ばれる連中がいて、死体処理などの雑用を担当しているらしい―――。佐々木に言わせると、ヤクザの組に対する準構成員のような存在だという―――。

勿論ながら『女王アリ』ではなく『働きアリ』の意味でアリなんだろうな～。アリは直接は殺しをしない―――？　いざとなったら動いて―――そこらの奴らより強いんだろうか―――？　雑用係だとはいえ、ルーマーが当てにしている奴らということだから―――。

佐々木はルーマーで組んでいた男を殺した―――。そしてこの男をアリに片付けてもらえるように公園に運んだあとは姿を消すと言い出した―――。佐々木が来た理由は、洋子が戦いに関わっていると思ったから、だった―――。

「眼が気に入らねぇ」ってまた整形する話かと―――。

鷹一達はスズキの存在の事はユーカリからの電話で知っていた―――。ということは佐々木のルーマー潜入は海老原の命令―――？と思っていたら―――洋子が戦いに関わっているかも知れないから参戦してきた―――？

物忘れは激しいのに洋子の事はピンチになるかもとなれば忘れずに駆けつけるのか―――。第1部でスズキは洋子にボコボコにされたが―――それでホレたのか―――？

初めてやられた相手にホレた―――。「俺を倒したお前が、俺以外に負けるのは許さない」的なこともあるかもしれないが―――第1部の別れ際には洋子に銃を渡していた―――。殺し屋として―――相手に銃を渡すということは命を預けたということになるんでは―――。そして洋子が殺しをするかも？となったら駆けつける―――。殺しのラインを超えてほしくないというのもあるだろうけど―――佐藤達がいるから任せればいいのにわざわざ来るっていうのは―――・・・・。もし、恋だというのなら―――洋子はタコちゃんにホレていたということもあるから―――40過ぎの佐々木にも芽はある―――！

用がある女・・・・。

鷹一達と佐々木とのやり取りの間、川萩と静は2階に身を隠していた―――。しかし静がトイレに行きたいと言い出していて―――・・・・

この倉庫はどうもトイレを我慢させられる事になってしまうな～。

静はトイレから出てきたら「膀胱 爆発するかと思ったぜ・・・・」とか言いながら出てくるんだろうか―――？　この倉庫はトイレを他にも作ったらどうだ―――？

入り用な女・・・・。

A班の女二人組は、C班がやられてしまった事を知る。

変態ガンマン・・・・。バンダナの男も、B班の佐々木に騙された男も名前を言わずに消えていった・・・・。プロとして存在を知られるのはいけない―――。なので散っていったこの二人は最後までプロだったといえるだろう―――。しかしアイツは変態ガンマンの異名をもらっていた―――。ルーマーの仕事を貰える界隈ではそこそこ知られていたんだろうな―――。バンダナの男も変態ガンマンと組まされると分かった時点でガッカリしていただろう―――。暴走させてファブルと戦わせて観察するというために変態ガンマンをルーマーが呼んだというのなら、その男と組まされたバンダナの男は使い捨て中の使い捨てだったのか―――？　バンダナの男が動けなくなったと分かるとあっさり消されたのも納得できる―――。

ツインテールの女は味方がやられた事を知って分け前が増えた事を喜んでいる―――。マクラーレンの維持費を考えてさらに分け前を増やそうと―――・・・・とかやりださないだろうな―――？　揉め事が起こりそうなのに賞金を人数で分けると言い出したのはなぜなんだろう？と思ったが、ルーマー側は使い捨ての駒はどうなってもいいから、なのか―――。揉めて殺し屋同士が消えてくれたら、殺し屋の数が減って―――殺しの仕事がさらにルーマーに来る事になるからな―――。今回は、同業者を消してくれて、ファブルの実力も知れて、おいしい現場なんだろうな―――。ルーマーは今までのファブル達の出来事もしっかりと観察してやり取りの仕方を参考にしていたんだろうか―――？

別の現場でのファブルも観察していたりして―――

A班の女二人組は、倉庫に向かったあとに連絡が入らなくなったB班の”最後に調べたサーモグラフィーの地点”を再確認することになった―――。

B班の痕跡を探されたら、ユーカリが隠れているダンボールの塊に辿り着く・・・・。用心深い奴なら離れた場所からダンボールの塊を撃ち出しそうだけど・・・・。ダンボールは囮で、近くの他の場所に隠れたというパターンもありそうだが・・・・。佐藤とアザミがユーカリと合流するのはまだか―――？　ユーカリは倉庫に連絡して大体の居場所を言っていると思うが、そこから佐藤達に連絡がいっているかどうか―――。ユーカリがA班とリベンジマッチをして遺恨を晴らすという展開になると映画的で―――育ての親の山岡さんもきっと地獄で喜んでくれると思うけど―――