喧嘩稼業13巻。表紙は合気を極めた達人、芝原剛盛。
13巻の内容は―――
陰陽トーナメント1回戦第5試合
『芝原剛盛 対 上杉均』
試合決着。
そして偶然が運命をかえ、田島がICUに向かったところまで。
最後に9ページの加筆話
芝原佑の『最強の格闘技は何か!?』
まずは掲載回より始めよ―――か…
まずはヤンマガに掲載された話の部分でもう一度読んで気づいたところ。
こいつすげー!!
折れねー!! マジで心折れない!!!
背負ってる者すげー!!!!!!
なんで倒れねーの!!
おもいっきり殴られてるのに!!
背負ってる者ってすげーよ!!!
こんなの初めてだよ!!!
背負ってる者 最高ぅっっ!!!
第5試合は看板を背負った者同士の戦いだったが、
芝原剛盛は合気を進化させることだけを考えていた。
上杉均は空手だけでなく、合気の進化も考えていた。
新しい技を見れば、この技で合気をどう活かすか、合気でこの技をどう活かすか。芝原剛盛は常に合気中心で考えてきた。
上杉均は新しい技を知れば即試す。煉獄を教えられたら入江無一で試す。芝原剛盛相手にもいきなり煉獄を狙う。金剛を知ればいきなり無一と同じやり方で試す。まるで勉強が遅れがちな地頭の弱いお友達…いや、無心で吸収していった。
2人が決着を狙った技は―――
芝原は合気の技「四方投げ」。
上杉は梶原が富田流からパクった技をパクった「肘金剛」。
合気から抜け出せない芝原は負け、空手の枠から抜け出した上杉が勝った。上杉が言っていた最強の条件『守りたいものがあれば その限界を越える事ができる』。芝原剛盛が背負っていたのは合気だけだったが、上杉均が背負っていたのは進道塾だけではなかった。対戦相手である芝原親子の合気の将来も背負っていた。さらには過去には橋口や山本海、進道塾から逃げ出した里見賢治の将来までも思慮していた。
佑覚えておけ
自分と相手を
思いやる事ができる者が1番強い
煉獄は秘技では無くなったが、これが聞こえていて、バラしたのが里見だと知ったら… 上杉は無一の所に殴り込んだ時と同じノリで、里見に殴り込みを掛けるんじゃねーのか?
師匠の目を潰されただけで
証拠も無いのに
このはしゃぎっぷり
初期の藤井隆のテンションだな
佑覚えておけ
普段 情が厚い奴が
キレた時が1番怖い
ヒゲじいは裏切らねーよ
上杉が肘金剛を打ち込んだ時、進道塾の者達が描かれた。
山本海が前回描かれた時は機上の人だったが、今回はポルトガル語の「autocarro」と書かれた所から歩いて出ている。マカオに到着したのか? 山本海もこれから絡んでくるのか? でもなぜ最初から同行していないんだ? 看板背負って戦ってもらうんだからセコンドは橋口に譲ったとしても来ているべき人間じゃないのか? 芝原に同行した後藤医師はドクターとして特別に許されたとしても、三代川には2人付いてきている。人格が多いからセコンドも複数許されているという事ではないだろう。十兵衛がクルセイダーズを用意できたように、観覧客としてその場にいることも出来るのに… マカオに着いた時点で試合が終わってるじゃね―か! 良いように言えば、負けずに勝ち上がると信用していたと言えるが… 上さんに頭下げて戻ってきてもらったのに…
ここからの…
このドヤ顔!
山本海「俺は今から上さんを送り込もうと思う
止めても無駄だぞ」
なぜ塾長でなく主席師範が看板背負って
戦わなければならないのか…
僕には「ラジコン化した上さん頑張って」としか言えません
富田流を継ぐという事は
知り合いを捨て駒にするという事だぞ
十兵衛から「30%の確率で金隆山に殺されるでしょ」と言われて文さんは反論していたが… 十兵衛が石橋と戦っている時、文さんも腕を一本でも折ってくれればラッキーだと思っていたじゃねーか! 師匠の教え方はしっかり弟子に伝わっているな。
前略 文ちゃん
父さんは過去
陰湿な田島の腕を
折ったことがあるわけで…
生野と付き人に言われた事が
悔しくて
悔しくて
悔しくて
本当に知らない事を言われて
言い返せなかったから 悔しくて
僕は流行りの有名人が集まる今日に備えて
必死にテレビを見てきました
超カッコイイ
カッコ良すぎて俺なら自○しているぜ
試合の決着は着いたように見えるが、審判が動かず。それを見た反町は審判が「実は桑田真澄の次男なんじゃねーかな」
反町隆広は玩具のガラスケースを覗く子供かよ!! 夢中じゃねーか!! 家で籠もって牙を研ぎ続けていたが、やはり試合を見ると血が騒ぐんだろうな。
夢中で見てやがる
無邪気に見ていればかわいいもんだな
「タモリは死んだのかよ」とか動揺してたクセに
小池徹平の行く末を
心配する目で見ているお客さん 着きましたよ
あん? 反町はいいともが終わったことを知らなかったのに、桑田真澄の次男の事を名前は知らずとも存在は知っているのか?
お前新聞もテレビも全く見てないだろ?
桑田次男が『Matt』だと知らないだろ?
反町「嘘だろ… ウエンツ瑛士は
このご時世にイギリス留学かよ」カタカタ
ウエンツはMattじゃなくてWaTだよ
追加は9ページか
見事!
ここからは単行本に追加加筆された話について。
卑怯を活かして合気を活かす
合気を活かして卑怯を活かす
芝原佑「佐藤十兵衛に卑怯を学ぼうと思っています」
芝原佑は決勝を見に行く。
佐藤十兵衛から学ぶ。
決勝に十兵衛が勝ち上がるのか? それともそれまでの何かの手口を見て、手に入れるべきは十兵衛の卑怯さだと気付いたのか? 後者だった場合、十兵衛が決勝まで行っていなくとも、文さんが決勝進出者だろう。というより、前半ブロックは十兵衛、文さん、工藤しか残っていない。工藤との決着はこのトーナメントで着けるだろう。残るのは富田流の2人。十兵衛自身ならもちろんのことだが、文さんが勝ち上がったとしても十兵衛が何か策を用意しているだろう。決勝前までに後半ブロックで何かを起こして。これをやったのは十兵衛だろうと分かり、自身の試合開始前の煉獄を仕掛けた事も併せて、自分に足りない卑怯を学ぶのは佐藤十兵衛だと悟ったか。
でもさー。芝原佑くん。さわやかな笑顔で「まいったまいった ヒゲじいのほうが強いよ」―――って感じで命を懸けた決意が一瞬で無駄になるタオルを投げたじゃん。あの試合終了時の爽やかさはどこいったの?
木多先生逃げるなよ!
お前の口から聞きたい!!
お前がやった事は不要不急か!?
それとも違うのかを!!!
単行本に追加されたのはたった9ページ… ラインスタンプを作っている暇あるなら漫画を描いてください。不要不急の仕事は辞めてください。と思っていたら…
ベテラン漫画家でありながら、今なお読者側に目線に立てるという慈悲に溢れた木多大先生のお気持ち!! 追加されたのも9ページながら、気になっていた芝原佑の今後の身の振り方だけでなく、決勝戦を匂わせた終わり方!! 最高じゃねーか!!
大会後の話はヨシフや勝っちゃんの話などがあったが、決勝戦直前の話は無かった。ただ、今回の話だけでなく、ヨシフや勝っちゃんの話でも「田島が優勝者といつ戦うか(または戦ってどうなったのか)」の話がまったく出ていない。「今度、田島が優勝者と戦う」などのちょっとした話題にも上っていない。ヨシフの話は7日後の話だからまだ戦っていないだろう。即日戦う約束だった芝原は敗退してしまった。他の者も無傷で勝ち上がれないだろう。勝っちゃんの話のほうは数年後だからもう過去の話題過ぎて触れない? 田島の目を潰す作戦が成功すれば、田島が片目で戦う事に慣れるまで試合は行われないだろう。もし山本空が作戦中に田島憎さで殺人マシーンとして覚醒した場合は… 田島はどうなっているんだ? 次が気になるじゃね―か! とにかく決勝戦が行われる事は確認できた。決勝戦までは隕石が落ちてきて大会が無くなることはないだろう。あとはどれだけ早くそこまで話が進むかだが…
一コマでも多く 描き込む 気力が必要
今掲載すれば
ぶつ森をやって暇を持て余している連中に
読んでもらえるかも知れないから
あと10コマだけ頑張れ!!
自粛要請されているのに出歩く奴に制裁をしなければならない
あと5コマだけ頑張れ!!
喧嘩稼業を読み続けなければ
免疫が落ちてウィルスに感染する
人類のためだ
あと5コマだけ頑張れ!!!
読者のためを考えるなら
右腕が破裂しても描き続けろ!!!
みなさん
木多をわかっていない
ヤツなら不要不急の休みを要求しますよ