『ザ・ファブル』の第3部は、第2部「Second Contact」から約2年後の話から始まる―――。
あらすじ
仮面をした男が廃墟で人と待ち合わせをしていた。
男「連れてきたぞ――― 元鮫剣組の組員と―――元真黒組の企業舎弟―――」
仮面の男「欲しい情報が3つたあるんだよ――― 1つは真黒組に潰された――― 鮫剣組の散らばった組員と関係者の行方―――・・・ 2つめは真黒組のバックについてるかもしれん・・・・殺し屋の情報―――・・・・ ファブルって言われているらしい―――・・・・」
場面が変わり―――
一方、クロは真黒組を辞めていた。
クロは母親に手紙を出していた。
その手紙の中で海老原が半年前に引退した事、それに伴ってクロもヤクザを辞め、1年間とある夫婦の所で世話になる事を書いていた。
クロはキャンピングカーに乗って、その夫婦の元を尋ねる。その夫婦は佐藤明・岬夫婦だった。
佐藤夫婦もキャンピングカーで旅をしながら生活をしていて、佐藤はレンタルおっちゃん、岬はイラストの仕事をリモートで続けていた。
佐藤と再会したクロは、ヤクザを辞めた後も以前のように佐藤を慕っていた。ミサキに対しては、小島に紹介したりした時の事を謝罪して、ミサキも受け入れて一緒に酒を飲んで「黒塩さん」から「クロちゃん」に変化した。
洋子はまだ田高田社長と一緒に暮らしていた。関係は進展していないようで、先に進みたい洋子は密かに精力がアップするような料理を出していた。
ジャッカル富岡はドラマ「愛という名のウィークデー2」が始まって、役者として活躍していた。
再び場面は変わり―――
廃墟探索系動画配信者が廃旅館を探索していた。
奥の広間に進んでいくと、死体が3つ(仮面の男と会っていた3人)が転がっていた・・・・。
感想
2年後の人たち・・・・。
2部の出来事から2年後―――。半年前に引退した海老原に併せてクロもヤクザを辞めていた。
海老原引退か・・・・。真黒組は存続していて鷹一が組長―――? そういうことは母親の手紙に書くわけないか―――。クロの母親が任侠物の大ファンとかでもないだろうし―――。
約2年後に「半年前に引退した」だから1年半―――紅白組が壊滅して、縄張りをどうするか、紅白組のバックの大手の組と取引したんだろうか―――? そういうやり取りをして海老原は疲れて引退―――? 紅白組・ルーマーとの抗争であれだけ命がけで組を守ろうとしていたのに、実はファブルのボスの手のひらの上で踊っていただけだったと分かれば、呆れて辞めてしまおうと思ってもおかしくないが・・・・。海老原の引退を決めたきっかけは今後明かされるんだろうか―――? 明かしてほしいな~。
クロも辞めた―――。プロになりたいと言っていたのに・・・・。プロの殺し屋の毒針に刺されたりして、現実をしったか―――? 「とある夫婦の所で世話になる」と聞いて、登場した人物―――。

ミサキ? 洋子? 洋子が夫婦だと、タコ社長と結婚した?と思ってたらミサキか―――。後ろの木々で髪の長さも分かりにくかったし、2年経ったら髪の色や髪型は変わっていてもおかしくないし―――どっちか分からなかった―――。洋子がこういう雑用をするのかどうかってところで気付くべきか―――?クロの佐藤に対する態度は前と同じ―――。師匠は師匠でも殺し屋の師匠ではなく人生の師匠と思ってのことだろうな―――。男が男に惚れるというやつか―――。夫婦の邪魔になってしまうかどうかは考えていないが・・・・。
佐藤はレンタルおっちゃん、ミサキはリモートでイラストの仕事は続けていた。

どんな依頼やねん―――!! フィンランドに移住した息子の代わりということで「反抗期の息子の誕生日」というお題でこの演技―――! 途中で笑ったり中断せずに、最後までしっかりやり遂げる佐藤―――プロや~。人の家のドアをダアンって開けたり、会ったばかりの人をクソジジイクソババアってなかなか呼べないぞ~。この仕事の事前打ち合わせはどんな感じでやったのか気になる~。
第2部の冒頭ではカラオケの合いの手を入れたりして盛り上げるというレンタルおっちゃんの依頼をこなしていたが、あの佐藤が意外!というシュールな感じの笑いだった―――。こっちのほうがインパクトあるな~。
佐藤夫婦と1年間行動を共にする事になったクロは「俺なりの何かを見つける、何かを得なければ」意気込んでいた。
自分探しの旅に出た青年みたいなこと言ってる―――! まぁヤクザをやっているよりは良いだろうけど~。
この旅でクロはミサキと久しぶりの再会だった。それはミサキをアイドル事務所に斡旋した時ぶりのことだった。クロはそれに加えて小島の時もミサキに迷惑をかけてしまったことを詫びた。
直接は会っていなかったのか―――。作中では描かれていなかったが、挨拶ぐらいはしているものかと―――。この旅で佐藤は過去の罪滅ぼし―――クロはこれが引っかかっていたんだろう―――。反省して謝り、人として成長した―――。これだけでもこの旅に参加した意味はあったんじゃないだろうか―――?

ミサキの「あの・・・・」ってのはなんだろうな~? 何かがあるのか~? その前のコマもミサキの表情が暗い―――。ミサキは父親の借金で苦労していた―――。その事情を海老原が知っていたのはクロからの情報かと思っていたが―――海老原と何かしらの関係がある―――?
洋子は田高田社長と同棲生活を続けていた。が、タコちゃんは洋子を女としては見ていないようで関係は進展していなかった。そこで洋子は精力がつく料理を出すことで、男としての本能を呼び覚ます作戦を実行に移していた。

洋子は進展せずに2年か~? もんもん料理作戦は遅い・・・・。今まで紋々を入れた連中と付き合う生活だったから分からないんだろうな―――。で、思いついたのがもんもんさせる料理・・・・。第2部ではタコちゃん世代の歌を流したりドラマのセリフを言ったりとかして相手を振り向かせようとしてきたが効果は無かったんだろうな・・・・。付け焼き刃での知識では話続かないし、上手く行っても今後も続けていかなければいけないしで・・・・。今後の事を考えるような生活じゃなかったからしょうがないか―――?
ジャッカル富岡はドラマ「愛という名のウィークデー2」に出演していた。

夢中で見ているのは佐藤だけ―――! よく続編作れたな―――。でもクロは続きが気になっている様子―――。見たら癖になるんだろうか―――? 第2部はジャッカルの出番が少なかったから、第3部ではもうちょっと増やしてほしいなぁ~。
仮面を被る男・・・・。
廃旅館に人を集めている仮面の男。元鮫剣組の組員、元真黒組の企業舎弟を集めさせていた。

コスプレ大王の水野くん―――仮面の男が言うと、コスプレの師匠的に崇めている対象のように聞こえる~。集められた奴らもこんな仮面を被った奴によく情報提供出来るなぁ~。仮面の男は喋りもプロっぽくないし、ふざけているように見える―――。でも集められた奴らは水野と親しくしていた奴らだから―――

この水野のコスプレのプロっぷりを見ていたのなら―――仮面付けてるだけのコスプレなんて素人も同然やん―――!と思われているに違いない~。水野と親しくしていたこの2人は、普通の人という仮面を被って本性を隠していたわけか~。
鮫剣組―――佐藤が事務所に乗り込んで壊滅させた組―――。そして佐藤がレンタルおっちゃんの仕事帰りに鮫島の家を見ていた時に差し込まれた顔は、鮫剣組を全滅させた時に描かれていた顔だった―――。鮫島ってことは鮫剣組の組長か―――?

和湖の事は「おまえが監禁しているのか?」と聞いているから、元鮫剣組の組員は仮面の男が何者かわかっている―――? 仮面の男は鮫剣組と関係のある奴?としかわからないな―――。・・・・仮面の男が聞きたかった3つ目の情報わいっ―――!
佐藤が消してきたターゲットの残された家族に何か力になりたいと行動しているのなら、和湖ちゃんとかいう女とも出会うことになるだろう―――。
廃旅館に廃墟探索系動画配信者が来ていた。旅館の奥に進んでいくと、死体が3つ(仮面の男が会っていた3人)が転がっていた。
廃墟は幽霊よりもネズミやGがいるほうが怖い・・・・って、さらに怖い死体が見つかった―――! 仮面の男が始末した―――? あいつは単独で強いのか―――? 見た目で判断してはいけないというのはこの漫画の主人公でも見てきた―――。

これも佐藤は仮面を被っていたわけだからなぁ~。仮面の男も仮面を取った時にスイッチが入るのかもしれない―――。
第3部は、佐藤が壊滅させた鮫剣組関係で何か起こりそう―――。クロの少しでもヤクザの垢を落としたい、過去にミサキにやってきた事へのクロの謝罪、レンタルおっちゃんの依頼も過去の思い出を振り返りたいとかだったし、ジャッカルのドラマでも記憶喪失になった過去を取り戻そうとかもあったり―――過去の事を乗り越えていこうというのが主軸になるのか―――? 佐藤がやってきた仕事は許されるようなことではないだろうけども、何かしらの決着を付けないと佐藤とミサキだけが幸せになって―――とても良い状態です―――。とはならない――――。仮面をとって向き合わないといけない過去がある―――いつまでも仮面を付けて自分を偽りながら生活してはいけないのだから・・・・。
さすがいつも予想を越えてくるなぁ
また毎週ファブルを読んで、ここで皆さんのコメント見ながらコメントできるようになるとは!
二章のラストで南先生陰謀論に毒されてきたなぁと思ったところで、一話目から利権と忖度とか言い出して不安もあるけれど、それ以外はすごく期待感の持てる一話目だったと思います。キャンピングカーでの旅は本来二章の構想だったみたいですよね。コロナとかあって方針転換したみたいですが…。
周りにファブルを見ている友人等がいないので、またここでコメントで話せるようになって楽しみです。
動画配信者を突っ込んできたり今現代風に寄せるスタンスでまた行くのかなー
第二部はキシダ、タカイチ、ワクチン、電磁波etc…作者の思想が漫画に入って作品に集中できなかった。
第三部ものっけからオールドメディア批判やワクチンのせいで免疫うんぬん作者の思想をキャラに代弁させていて冷める。
たしかに利権や忖度については思うところはあるけど、フィクションである漫画では一線を引いてほしいかな。
今後に期待
心配されてた作者の思想が1話目から存分に発揮されてて草
仮面の男は
フードとコード程度の
殺し屋だと思ってます
バランスアートの男ですら
紅白組組員二人
手際よく始末したからね
キャバ嬢のミサって
何か違和感あるな
SNSで感想見てもやっぱり思想の強さを気にするコメントが目に付く
こういうの先生の目に触れても「平和ボケしてて分かってない」とかになるのかなあ
先生の思想が正しいとか間違ってるとかどうでも良くて、仮に先生の主張が客観的に100%正しかったとしても、ファブルという漫画において不純物だと思うから入れないでほしいだけなんだけどね
ヤンマガ最後尾の作者コメント欄に、「1章分」の連載であることが記載されている。
となると、短編もしくは第二部くらいのボリュームか?
(連載期間1年~2年?)
今のところ”最終章”とは書かれていないが……。
漫画見たあとにまたここで皆さんのコメント見て楽しめる日が!ずっと心待ちにしてたので嬉しいです!純粋に楽しみだけが勝ってます!
これ不味いわ〜って
言いながら 毎回食ってるみたいな.感じするよね、批判コメント。
なら食うなよ!ってならない?
選んで買って食べてんの自分でしょ。不味いわ〜って言ってる
自分大好きちゃん
作者の思想について触れてるコメントについて?
「好きだからこその苦言」と「単なる不平不満」の区別もつかないのは非常に危険だよ
生まれたお子さんが期待外れだからってネグレクトする母親にならないようにね
連載時の時代背景を設定に入れるのは面白いとおもったけど(2部当初の他県ナンバー狩りにあうからアキラ達が旅を諦めたり、オクトパスでリモートワーク導入したり)、政治的不満や陰謀論をキャラに代弁させるのは違うと思うのよ。
それこそ「プロ(の漫画家)として―――」