週刊ヤングマガジン2025年22,23合併号掲載。
作者は南勝久先生。
あらすじ
ファブルとの戦いに和湖を巻き込ませたくないギューとサクは説得しようと試みるが・・・・
感想
忘れられない過去・・・・。
ギューとサク―――この兄弟は異母兄弟で元鮫剣組か―――。佐藤が鮫剣組を襲撃した時は事務所にいなかったんだろう―――。この2人がいたからって結果は何も変わらなかっただろうが、2人は悔いが残っているだろう―――。目的は復讐か―――。負けてもいいから他の散っていった組員のようにファブルと戦いたい―――という事も考えているんだろうか―――?と思ったら、「死ぬ時もずっと一緒だね」と言っている―――。勝つつもりか―――? 和湖を復讐に縛られないように普通に生活させようと考えずに―――ファブルを探すためにサクが殺しを重ね―――もう後戻りも出来ずに、そういう意味も含めてズルズルと来てしまったんだろう―――。
和湖はこいつらと一緒に生活していたから乱暴な言葉遣いになってしまったのか―――? 佐藤はボスと生活していたからあんな殺し屋へと―――・・・・。和湖はヤクザの娘ってことで色々あったんだろうけど―――育ての親の影響は強い―――。でも佐藤は殺し屋生活から抜け出した―――和湖のほうは―――?
忘れた過去・・・・。
佐藤夫婦はバッタを食べてるのかよ~! ミサキと生活してふつうの食事にしているのかと思ってたのに・・・・。「どうしたの バッタ焼けてるよ」って、夫婦の会話で聞いたことない~。自分で食べようと焼いていた肉を人に取られて「それ、俺が育ててた肉!」と言う時があるが―――「それ、俺が育ててたバッタ!」とか言い合うことはなさそうや~。ミサキがクロに「自分のぶんのバッタ持って」。子どもが昆虫採集した帰りの時の会話やろ~!
クロは第1部で佐藤との山籠りの帰る寸前にバッタを食べて「海老の味だ」と言っていたが、忘れたのか―――? その後の下山中に滝から飛び降りたり、イノシシに追いかけられたり、ハチに刺されたり色々あったから忘れてしまったんだろうか―――?
忘れたかった過去・・・・?
ミサキの動画―――男の方はサクに消された山城か―――? 山城は、ミサキがクロから紹介された先の芸能事務所の社長をしていた―――。山城が死体で見つかったと聞いた時のミサキの反応は、何かありそうな反応だった―――。男の顔にモザイクかかっているということは、コレは盗み撮りじゃなくてどっかに公開するための動画だからバレたくない男の顔にはモザイクかけた―――? 芸能事務所の社長でもアダルト方面にも手を出していたということだから、ミサキを味見していた―――? 焼いたバッタの味見をするよりは良いだろうけど―――撮影した時の感じを試していた―――? 動画は山城が死んだから流出したんだろうか―――? ネット上に上がっていれば、貝沼が見つけてそうだけど―――。
佐藤は前向きに生きていこうと思っていても、犠牲者のほうはそうはいかない―――。時計の針は止まったまま―――過去のことに固執し続けている―――。第3部は過去の罪に折り合いを付ける話か―――? ここがしっかりと決着つけないと―――罪の意識は無かったとはいえ、殺し屋が何も贖罪無しで平和な生活を送るようになりましたではスッキリしないもんな―――。
忘れたい過去、忘れられない過去、忘れた過去―――。過去の事が降り掛かってきても―――佐藤夫婦は笑っていられるのか―――? 雨の中でもバッタを食べていても―――アカン・・・・。クロが佐藤夫婦を見て関心するところは「雨降っていても笑顔」じゃなくて「食べているものがバッタ」やろ~! 食べ物がバッタでも笑顔って所やろ~! あかん・・・・クロもすでに異質な生活に慣れてきてしまっている・・・・。
兄弟の目的は本当に復讐なんやろかね。和湖の扱いを含めて色んな行動が杜撰過ぎる印象。
まだまだ先が見えない
失語症研究者の山田です。あの二人は組民ではなく、バックに付いていた殺し屋ですね。
記事の流れでバッタについていた。に見えて???だったー
ウツボのような黒い目的がある訳でもなく、プロレベルの殺人がある訳でもなく、匿ってる(という設定)筈のクライアントの娘をわざわざ危険に晒してまで2人がファブルと接触しようとする目的は何なのだろうか。。