太平市の太平興信所の所長・宇津帆。
将来のカモにするために子供達が免疫なしで育つように暗躍していた。
ファブルのことを探る太平興信所の鈴木。
知り合いである、真黒組の砂川に雇われた殺し屋フードとコードにファブルのことを聞きに来たが撃ち合いになり―――
あらすじ
とあるバー
コードを盾にフードと向き合う鈴木「こうゆう仕事だ… おまえとコイツの間で取り決めかなんかあるんだろ? こうゆう時は俺もろとも構わず撃て!とか―――・・・」
鈴木「でもその22口径のPPKじゃ この筋肉バカの身体は貫通しない――― どうするよ~ ん・・・?」
コードの脚を撃つフード。
コードは立てなくなって崩れる。
その隙に打ち返す鈴木。
フードのフードにかする銃弾。
フード(ハッシュパピーの二発目の装填をする前に―――)
フードが再び撃とうとするが、鈴木が撃ち返してきた。
鈴木の銃弾はフードの右脇腹に命中する。崩れ落ちるフード。
鈴木「勉強不足だな―――・・・ オートマチックでも撃てるんだよォ――― ファブルが持ってたっていう――― 手動スライドのオモチャじゃない――― そんなだからファブルなんてユーレイにやられる――― もっと日々緊張感を持って勉強しないと~」
まだ身動きしているフード「だなァ―――」
再び撃って、止めを刺す鈴木。
公園
車椅子に乗っているヒナコ。
公園の鉄棒を掴もうとするヒナコだったが、手を滑らせ車椅子から落ちて倒れる。
ヒナコ「!?」 横にいた男に気付くヒナコ。
ヒナコ「何見てんのよォ―――」
佐藤「いや・・・ ちょっと通りかかったから―――・・・」
ヒナコ「じゃあ通りすぎなよォ―――・・・」
佐藤「仕事に行こうとしてたとこで―――」
ヒナコ「あ――― そォ――― そこにいるなら今こける前に支えられたでしょうにィ~!」
佐藤「いや・・・ 訓練してるのをジャマしちゃ悪いと―――・・・ 手伝おうか?」
ヒナコ「けっこうです! 触らないで!」
一人で車椅子に戻り、座るヒナコ。
佐藤(間違いない――― あの時の―――)
佐藤「足・・・ 悪いな・・・ その調子だと俺の予想だが―――・・・ 時間はかかるだろ―――が歩けるようになる」
佐藤「また見にくるよ―――」
ヒナコ「来ないでくれるッ!?」
佐藤「通勤でココ通るから―――」
ヒナコ「だから通りすぎれって―――ッ!!」
感想
フードとコートが死んで砂川の次のターゲットはどうなるんや―――? 鈴木が仕事を受け継いで真黒組と接触するっていうのが狙いかぁ~? 鈴木の監視カメラへ向かってカンパイ(フード達への献杯?)は漫画的描写か? 後でカメラをチェックする人へのアピールか~?
時代遅れにならないようにアップデートしてる鈴木―――。ボスから時代遅れの代物と例えられた佐藤と対決するのかァ~? 鈴木は今回のフードとの戦いで脚を撃たれてた可能性もあった―――。
ここで筋肉バカのコードが脚をずらすとかの知恵と工夫を働かせれば、フードの弾丸は鈴木の脚に当てられたかもしれん―――。というかフードの腕が良ければ、あの距離なんだし鈴木の頭を狙えてたはず―――。知り合いが相手とはいえ、いちいち喋って反撃の間を与えるのは緊張感がまだまだ足りん―――。時代遅れと言われても佐藤が余裕で勝ちそうや―――。
ヒナコは宇津帆のところにいるだけあって気が強い―――。過去の事件の影響もあるんやろうなァ~ 脚が悪いのに家族の元を離れて宇津帆なんかのところにいるということは、気が強いヒナコが家族達と喧嘩して家を飛び出したんやろうか~? 親から「家出なんてしたから脚を怪我するバチが当たった」とか言われたら、気の強いヒナコならキレて飛び出そうや―――。
ヒナコに「足悪いな」って言う佐藤―――。見たらわかるやろ―――!
そんな佐藤でもヒナコのリハビリに付き合うことで普通の人に近づける? 佐藤がヒナコに気にかけてるのは、自分のヤッた仕事の巻き添えにしてしまったという罪悪感からか? もし罪悪感からなら普通の人に近づいているということになる―――。第1話で5人殺した後にジャッカル富岡で笑う佐藤からは考えられない―――。