要塞化した東京に侵入するために地下道を進む明達。
地下道には邪鬼の妙子がいた。
人間から得た情報で妙子は聴覚で獲物を探している事を聞き、静かに地下道を進み出す明達だったが…
あらすじ
出口へ向かう明達。
物音がし、立ち止まって静かに周りを探る明達。
妙子は柱に捕まり、上方にいた。
妙子は明達の前に降り立つが、まだ明達を見つけていられない様子。
妙子がネズミの群れの部分から、本当の妙子の顔を出し人間への恨みを吐き出し始める「ミナゴロシ・・・ ユルサナイ・・・」
妙子の目や舌からもネズミの頭が飛び出す。
妙子のその姿に恐怖で漏らしだすネズミ(人間の)。
その音に気付く妙子。
明(しまった!! 今の音で見つかった!!)
妙子「イギャアアアアアア」
妙子の生物を捕まえる器官である尻尾の部分が振り下ろされる!
感想
救世主様ァ!! ちょっとは学習してくだされ救世主様!!
音をたてねェように皆ソロリソロリしてんのに…このハゲは喋りすぎだからちくしょう!
缶詰と引き換えに聞いた「妙子は聴覚で獲物を見つけている」ということを忘れちまったのかよ! 楽しくお喋りしやがって!!
コイツが鮫島
見ての通り
遠足気分の奴だ
来やがった! 明のシッが来やがった! 今まで邪鬼に見つからねェようにソロリソロリと歩いて、見つかりそうになったときには明は指を口に当ててシッとするが…今まで逃げ切れたためしがねェ!
この4回とも全部この後、邪鬼に見つかっちまってるじゃねェか! これはもはや邪鬼に見つかるフラグじゃねェか!!
はりゃはりゃ終わりだァ!
明がシッとしだしたら逃げようがないィィ!!
邪鬼とは何度もやりあった
危険は熟知しているつもりだ
柱を掴む擬音はペタペタで床に降りた時の擬音はトッってこの妙子はどんだけ軽ィんだ? 妙子は邪鬼になったとはいえ元は女だから、体重を軽くしてやろうって先生ェの気遣いかァ?って彼岸島では男も女も悲惨な目にあってるからちくしょう! 大阪編で出てきた幸恵はアバズレだったし… 吉川は吸血鬼にアンチエイジングされちまったあげくに亡者にされちまうし… そもそも妙子が邪鬼になっちまった経緯は悲惨としか言えねェ… 先生ェは女にも容赦がねェ!
男も女も平等に先生ェの話の餌でした
前回で妙子の顔は別の部分にあることを匂わせていたが、こんなところにあってしかも目や舌からネズミの頭が出るなんて!
気持ちわりィ!こんな気持ちわりィ邪鬼みたことねェ!
ってあったよ! 気持ちわりィ邪鬼が!
もひとつあったよ! 気持ちわりィ邪鬼が!
今までも気持ちわりィ邪鬼ばっかりじゃねェか! ひいいいいいいいいいい こんな邪鬼ばっかり考えつくなんて先生ェはある意味天才じゃねェのか!? キャラ作りの引き出しがありすぎるぞ!
先生ェ「私の事は以後、キャラ作りの天才と呼び
永久に崇めるがよい…」
「ははーっ ありがたきお言葉!!」
これもひとつのキャラかぶりってやつだな
それにしても妙子もカタカナで喋りやがって… 精二のキャラ付けが薄くなるじゃねェか! 精二はボソボソ喋るしかなくなっちまった… 登場した時はあれだけ濃いキャラだったのになァ…
亡者になっちまった吉川もカタカナで喋っていたけど… もしかして先生ェはキャラの引き出しが少ねェんじゃねェの…?
先生ェ「このキャラの話し言葉をカタカナにしてみよう」
「松本光司様… それになんの意味が…」
先生ェ「使い勝手のいいキャラ付けほど使いまわしたくなる
それが漫画家って生き物だろ」
気持ちわりィ邪鬼は次々生み出せるのに、それ以外のキャラの引き出しは少ねェなんて辛ェなぁ…
ンだよ このクソネズミ
恐怖で漏らしちまったネズミ… クソの音でバレてんじゃねェよ! ネズミのクソの音でネズミの王様に見つかっちまうなんて最低の見つかり方だからちくしょう! それにしても名前が”ネズミ”っていうキャラがいるのに”ネズミの王様”と呼ばれるネズミの頭がいっぱいついた邪鬼を出すなんて…引き出しが少なすぎだからちくしょう!
排泄音で見つかっちまったネズミが、ネズミの王様に食べられちまって排泄されるなんて展開になるのかァ?
まさか排泄音で見つかったネズミが
ネズミの王様に食べられて排泄されるとは
なんたる皮肉…
なんてことになっちまうのかなァ…