双亡亭の目的を突き止めた凧葉達だったが、取り憑かれた人達に囲まれてピンチに陥っていた。
一方、双亡亭前には青一と緑郎が降り立った!
あらすじ
双亡亭内で戦う紅達は敵に圧されて防戦一方だった。
外の青一とテレパシーで「窒素を持ってきて、双亡亭の傍に置いて」と頼むフロル。
青一は車に同乗している総理達にそのことを伝える。
斯波総理「その子のいる所は!?」
青一「<ソウボウテイ>マンナカアタリ」
桐生防衛大臣「そこまで『液体窒素』を運びこむことになると…新しい部隊を編成させて…運搬には…」
青一「ダイジョウブ… ボクガ…ハコビヤスクスル…」
車を飛び出す青一。脇には緑郎を抱えている。
マスコミ「総理の公用車が爆発し…中から人が… あれは子供です。子供が二人<双亡亭>の門の前にタッております!!」
緑郎「やっと来たんだ…」
双亡亭を前に怯える緑郎、斯波総理、桐生防衛大臣。
歯を食いしばり、恐怖に立ち向かう緑郎「でも…コワクない…!」
青一「ラクロ(緑郎のこと)… <ソウボウテイ>ツレテッテクレルッテ… ソシテ…ヤクソク…マモッタ… ボクガ ヤクソク マモルバン… ダカラ ラクロハ ミテテ… ボクガ<ソウボウテイ>コワス」
右腕をドリル状に変化させる青一。
マスコミ「な…! なんでしょう あれは!?」
青一がドリルで双亡亭の門を破壊!
感想
青一が双亡亭に突っ込んでいくとこはカッコイイなぁ。でも時間が巻き戻ったなぁ… 話が進まないなぁ… 週刊連載で山場を作るための都合で前話に『双亡亭の前に立つ青一』を描いて、今回でその前のやりとりを描いたんだろうけど… 仕方ないのか?
紅は取り憑かれた人を気遣うべし?
アウグスト博士やマーグ夫妻や宿木は、取り憑かれた人を焼いたり黒焦げにしたりしている中で、紅だけは脚を攻撃しているだけなんだな。
前話を見直してみたらそこでも紅は脚を攻撃していた。まだ取り憑いた何かを降ろせると思ってるのかなぁ? でもアウグスト博士達を止めないなぁ… 紅が持っているのは霊に対抗するための小刀だから、霊現象ではない取り憑かれた人の動きを効率よく止めるには脚を攻撃するしかないのか? 紅は心情で攻撃で脚だけを攻撃しているのか、止めるには脚を攻撃するしかないのかどっちなんだろう?
誤解を解くべし
マスコミが「子供が…」って言ってるけど、総理の公用車が爆発したことは大事件だと思うが… 青一達が世間からテロリストか双亡亭の化物扱いされたりするのか? 後々、騒動が双亡亭外に飛び出した時に(歴代の総理達が見ていた悪夢)
「あの時の子供だぞ!」ってなって世間から誤解される展開とかあるか?
双亡亭に入ったら一度も出ずに壊すべし?
一度双亡亭に入った緑郎、斯波総理、桐生防衛大臣は再び双亡亭を前にした今、怯えている。一度撤退しようと宿木が提案したとき、凧葉が反対したのはこのことを恐れたのか? でも撤退しなかったことで弾切れ起こしてるけど…
斯波総理達が45年前に見た時よりも、双亡亭が大きく禍々しくなっているのは人を取り込んで強大になったのか? あの時より変わったとかは言わなかったから、青一と一緒に通路を通ってきた侵略者は来ていないってことか? 時間が乱れている通路でまことと一緒に航空機から離れた侵略者が過去にいっていて、双亡亭に元々いたっていう可能性もあるけど… 『双亡亭の正体』はまだ分からないのか。
まずは目的を止めるべし
液体窒素を運ぶために邪魔なモノは無くすと言った青一。フロルはアポーツのことは言っていないのか? 伝わっていないのか? 一気に運べるって言ってるけど能力で一気に運べるって言ってないから伝わってないんじゃぁ… まぁ戦闘中だから的確に伝えられないのはしょうがないし… それとも青一は液体窒素を置きやすいように周りを壊してあげているのか? 青一はどこまで理解しているんだろう? アノヒトと同化して力だけじゃなくて知識も貰ったりしてないのかな?
青一はこのまま凧葉達と合流しそうだな。青一が合流したら暗渠を探して掘っているのという『双亡亭の目的』をとりあえず止められそうだけど、『双亡亭の目的を』止めて次に『双亡亭の正体』へと一気に行くのか? 総理達が見た『双亡亭の何かが外へ飛び出す』っていう悪夢は実際に起こることだろう。となれば、双亡亭の正体もこの後にダラダラ伸ばさずにあっさり判明するのかな?