みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

喧嘩稼業

【喧嘩稼業】79話 入江文学「あっ?赫々たる陽の下の日の本一のお二人さん。文ちゃんも勝利の美酒に酔いたいから 第4試合の勝者は負傷を持ってトーナメントを上がってきてくれたまえ」

投稿日:2017年7月10日

陰陽トーナメント1回戦第4試合
川口夢斗 対 金隆山康隆

額をカットされた金隆山だったが、鉄砲を繰り出し夢斗はダウンした。

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あらすじ

前のめりにダウンした夢斗。

金隆山は追い打ちをせず、コーナーへと戻る。

テレビ観戦していたかっちゃんは金隆山の勝ちが確定したと思い込む。

アリ「なぜ金隆山は止めを刺さずに間合いをとる!!」

田島「金隆山がもっとも恐れているのはグラウンドの関節と絞め。それ以外なら負けないという自負―――というのを金隆山は自分を納得させるための材料としているのだろうな。本当のところは金隆山を支えている支持者が偏った思考の持ち主だという事。倒れて動かない川口の頭を踏みつけでもしてみろ。後で必ず騒ぐ馬鹿がいる。『横綱としてふさわしくない』と。出場発表の相撲協会の会見で馬鹿の発言を封じる言葉を先回りして言っておくだけでもう少し自由に戦えたのにな」

芝原佑「タオルを投げ入れるべきだった」

芝原剛盛「川口拳治も夢斗も追い打ちがない事はわかっていた。最初のぶちかましのあと、金隆山はどう動いた?」

佑「そういう事じゃない… 勝ち目がないのは明らかだ。タオルを投げるのはセコンドとして」

剛盛「俺たちから見れば勝ち目はないが川口拳治から見れば違うのだろう。川口拳治はまだ勝つと思っている。息子の強さを信じているんだよ」

川口拳治「夢斗立て」

観戦していた夢斗の本当の両親も応援の声をあげる「川口ぃぃ!!!!!」

金隆山「川口立てないのか? 俺なら立つ。お前は俺ではなかったな」

まだ倒れている夢斗(…父ちゃん。…母ちゃん。大好きだよ。俺をデカい身体に産んでくれてありがとう。最高の身体をもらって、最高の指導者に教わって、最高の両親達に見守られている。それなのに俺は…どれだけ無能なんだ)

夢斗の弟「川口ぃ!!!!! 川口… 金隆山を応援しているヤツらを見返してやってくれよ。川口立ってぇぇ!!!!!」

夢斗(ここで立てなきゃクソすぎるだろ!!!)

立ち上がり、構える夢斗。

金隆山は軽く微笑み、突っ込んでつっぱりを放つ。

夢斗はかわすが、ふらついている。(回復するまでは逃げ切れない)
川口拳治「夢斗逃げろ!!!」

「夢斗逃げろ」は用意されていた合図だった
本来の想定は川口夢斗がダメージから回復を待つ状態で出すものではなく
スタミナに弱点があるであろう金隆山の体力が限界に近づいた時に出すつもりであったもの
想定とは違うが金隆山が安易に近づくという状態は同一
「逃げろ」と言ったら逆―――
一気に距離を詰め必殺を放て

 

追いかけてくる金隆山との間合いを詰める夢斗。

飛び膝蹴り

 

夢斗の飛び膝蹴りを手で受ける金隆山。

生野「避けた!!!」

反町「馬鹿が…ここからだ」

頭を上げさせ大きく開いた額の傷口に―――
エルボースタンプ
肘を縦に引き血糊を左目に擦り込む
金隆山は1秒ほど完全に左目を閉じる事となり―――
パァン

金隆山の死角から川口の右ローキックが綺麗に入った

ただそれだけの事だったが違和感があった
違和感はダメージが回復していない川口を金隆山が追わない事
だが金隆山がモニターに映されると追わない理由が理解できた
日本で天皇の次に知られた顔が苦痛で歪んでいた

筋肉を押しつぶし全てを破壊する
防御不能の蹴りが大腿部で炸裂した

 

金隆山「これが川口夢斗の蹴り」

夢斗「神木を切り倒してやる」

左ローを放つ夢斗。

金隆山は下がるが、左内太ももに当たる。

2発のローキックで金隆山の左太ももは変色していた。

鉄砲
素首落とし
たった2発で受けた深奥のダメージを
たった2発のローキックで返す
これが「陽」対「陽」の戦い
これが努力だけでは到達できないピラミッドの頂上の戦い
これが猫の群れに生まれた虎と獅子の戦い
これが赫々たる陽の下の日の本一の戦い

 

金隆山「お前は俺じゃなかった。お前は川口夢斗だ」

感想

くつろいでいるんじゃねー お前の家かy…お前の家だな

かっちゃんなんなんだよ! 調子に乗ってんじゃねーぞ!!
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部屋に来ている馬鹿な後援会の人達と一緒に見ねーのかよ! 親戚が来た時の引きこもりか!!

「何も持ってきてないって勝利の美酒とかどうすんだよ」
かっちゃん「向こうにいるマイマザーに頼めばいいだろ」
「どれだけ合理主義なんだよ
っていうか一緒に勝利を祝う友達は? 友達はいるんだろうな?」
かっちゃん「いないよ」
「お前どれだけ孤独に強いんだよ」

まだ金隆山の勝利が告げられていないのにもう飲んでやがる!
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でも夢斗が立ち上がると黙ってんじゃねーよ! まだ金隆山に有利な状況なんだから応援しろよ。優勢な時だけ応援するなんて… 金隆山自身を応援しているんじゃなくて勝ち馬に乗ろうって魂胆か?

ここで応援しなきゃ
クソすぎるだろ!!!

金隆山「俺…筋肉馬鹿だから常識なくて 今すぐ馬鹿達を黙らせたいんすけどどうすればいいんすかねぇ?」

追撃しない金隆山。
理由は「横綱としてふさわしくない」と言われるから。
後援会や横綱審議委員会や相撲倫理委員会や世間の馬鹿が騒いだりしても、無視して横綱の強さをアピールできればいいんじゃないの?

馬鹿は一匹見かけたら
三十匹はいるという・・・・

こういうのは普段から相撲を見ない人でも文句を言ってくるからなぁ…
十兵衛だったらクルセイダーズも使って、この事を利用しまくるだろうな。

サクラが混じっているな… 夢斗にとって都合が良すぎる

川口陣営が扇動しなくても金隆山は勝手に『横綱の品格』に縛られ動かず、勝てるチャンスを逃した。川口陣営が恐れていたマウントをとられて頭突きは警戒しなくて良くなった? それを出したり、相撲の技からかけ離れた技を出す時はもう追い詰められているという証拠になるのか? 金隆山は夢の中の自分と戦う時でも土俵の上で戦っていたから、そもそも相撲以外の技を知らないんじゃ…
国民栄誉賞を受賞した関もこの足かせがあるのか? 睦夫と戦って陰側の思考をするようになって容赦無い攻撃をするようになる? 高専の技は解禁するだろうけど。
金隆山と関は追い詰められても世間体を気にして最後までクリーンな戦いをするのか? 金隆山はそんなハンデがあっても陰陽トーナメントに優勝できると思ってたのか?

天狗ですわ、天狗!
金隆山・テング・康隆様の登場ですわ

夢の中でだけ全力を出していたのは、相手を壊さないように気遣わずに済むだけではなく、世間体を気にしなくても良いって部分もあったんだろうな。

お前の親父、糞信じてくれるじゃねーかよ!! 拳治に拾われてよかったな

ダウンしている夢斗を見て「タオルを投げ入れるべき」と言う芝原佑。もし芝原剛盛がこういう状態になったらタオルを投げるのか? 勝ち目がなくなったらタオルを投げる? 末期癌だから最後まで戦わせるのだろうか? 恐らく父親を信じて最後まで戦わせるだろうな。
金隆山のセコンドの下総親方は、川口拳治の立場だったらタオルを投げ入れるだろうなぁ。陰陽トーナメントに出場できるように気の弱かった下総親方が頑張ってくれたが、金隆山が壊されるとなったらタオルを投げそう。

タオルをどのタイミングで投げる…
間違えるな!!!
ここが間違いなく人生の分水嶺だ

その点、川口拳治は一緒に練習しているから夢斗の限界も知っているんだろう。それだけ知り尽くしているから、用意していた「逃げろ」の合図も、ふらついているここで出しても「夢斗は必殺を放てる状態にある」と信じて指示を出せたんだろうな。夢斗も拳治を信じているから指示に従って膝蹴りを出したんだろう。

夢斗は親に救われたな

こいつが夢斗を引き取った親だったら負けていたぞ。
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でもゴリラみたいな子供を引き取るかなぁ?

皆さん 島田清をわかっていない
ヤツなら平成産まれを要求しますよ

俺だったら嬉しいなとかクソどうでもいいから―――冗談はアンタの筋肉だけにしてくれ

夢斗の飛び膝を受けるとか、金隆山は反射神経は良いな。でも額をカットさせられたり、ローキックを捌けないなど技術が不足している。技術を身に着けたら最強の格闘家になれるんじゃねーのか? スタミナが不安だけど。痛みには強いのか? 夢斗のローキックを喰らって…
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始めて金隆山の表情が苦痛で歪んだ。回転肘は効いてなかったのかよ… どんだけ化け物なんだよ。

お前 ブサイクに蹴られるの嫌がってるフリをしてるけど会うたびに全力を求めてんじゃねーよ

そんな化け物の表情を苦痛で歪ませるなんて夢斗の蹴りも充分化け物だな。
全力で戦いたい金隆山は夢の中での自分を求めていた。
・夢斗に対し「あなたが俺なら嬉しいな」
・ダウンしている夢斗に「お前は俺ではなかったな」
・ローキックを喰らった後「お前は俺じゃなかった。お前は川口夢斗だ」
最強は自分だと信じていたから、全力を出せる相手は俺自身しかいないと思っていたんだろう。でも最後は夢斗を認めている。最強は自分以外にいるんではないかと気持ちが揺らいだのか? でも金隆山の表情を見ると嬉しそうだな。夢の中の自分以外に現実で全力を出せる相手が見つかって嬉しいんだろうな。夢斗も全力で蹴れて嬉しいだろう。

金隆山「Tバック姿で最強を目指したらイカンのか!? キック野郎が!!!!!」
夢斗「向き合ってるんだからローを蹴りまくって何が悪ぃーんだよ!!!!!」

金隆山「回転しても肘を叩きつけても無理だつーの 回転肘は通じないってフルーツを与えられなくても学習しておけよ」

鉄砲、素首落とし、たった2発で受けた深奥のダメージを

たった2発のローキックで返す。

えっ? 金隆山のダメージはローキックだけ? 回転肘のダメージはねーの? 喰らった後にヘヴィ級の夢斗が吹っ飛ぶほどの鉄砲を打てたんだから効いてなかったか… 夢斗が肘を当てた時には思わず「勝った」と言うほどだったのに…

―――回転肘の事は忘れなくてはいけない
―――金隆山はダメージ蓄積するのかな
―――2回戦の事は忘れなくてはいけない
―――文さんのために負傷してくれるのかな

でかい男と戦ったでかい男がでかい事を思った「自分こそが史上最強」

土俵に深く根を張る神木の金隆山を、夢斗の斧のような蹴りで倒すことが出来るか?
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初めて見る対決だったが
その対決が何を形象したものかを直感的に理解できた

「夢斗が斧のような蹴りで、神木である金隆山を一度でも倒せれば勝ち、倒せなければ負け」という試合になるだろう。恐らく金隆山が負ける時はマットに足の裏以外をつける時だと思う。グラウンドの展開は無いんじゃないかなぁ?
でもこの試合で勝った方のやっている格闘技が最強の格闘技とは言えないよな? 金隆山や夢斗が規格外の身体を持っているだけだし。突出した個人が出るたびに最強の格闘技が変わる事になるぞ。

最強の格闘技は何か!?
その答えの一端がこの試合ではわからない
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-喧嘩稼業
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  1. ぽんたん より:

    なんか特に奇をてらう展開でもなく予想通りなのにすごく面白い。
    >>でもこの試合で勝った方のやっている格闘技が最強の格闘技とは言えないよな? 金隆山や夢斗が規格外の身体を持っているだけだし。突出した個人が出るたびに最強の格闘技が変わる事になるぞ。
    たしかにそれはそうですよね。この漫画のテーマでもある問いの答えに一番近いのって、結局はやっぱり十兵衛と文さんの冨田流なんじゃないですかね。特別なフィジカルはなくても喧嘩を鍛えれば突出した個人にさえ勝てるっていう。持論を持っていた石橋にすらフィジカルで劣る十兵衛が勝って証明しましたからね。

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